こんにちは、ムツキです。
突然ですが、“じこあんじ”って使ってますか。
“じこあんじ”とは
選んだ相手にかかっている「のうりょく」変化を自分にもかける。
Game8
ポケモンソード&シールドの記事より抜粋。
…
ってこれはポケモンのわざでしたね。
僕のポケモンは攻撃技ばかりなので、じこあんじは使っておりません。笑
ですが、実生活において自己暗示は何度も何度も使っております。
改めて自己暗示とは
言葉や合図などにより、他者の思考、感覚、行動を操作・誘導する心理作用のことをいう。
自分で自分にかける暗示を「自己暗示」という。
Wikipedia 暗示より抜粋
この自己暗示を上手に使うことによって、
- 状況を好転させたり
- 目標を達成させたり
することができます。
実は僕が7年半にも渡るパチスロ依存から脱却したのも、この自己暗示のおかげだったりします。
今日はそんな状況を好転させることができる自己暗示を考えていきます。
ちなみに、ポケモンのじこあんじって実際戦うとどんなイメージですかね。
「我は相手と同じく力が強い力が強い力が強い力が強い力が強い、、、」
と、対戦中に呟いているのかな。笑
結論→自己暗示はプラスにもマイナスにも働く
最初に結論なんですけど、
自己暗示は
選んだ言葉次第で
プラスにもマイナスにも働く
これをしっかり覚えて下さい。
自己暗示をする時は必ずプラスの言葉を使うように心がけることで状況を好転させる事ができます。
プラスの言葉(以下、プラス思考)を無意識にできる方はそのまま続けて下さい。
逆にマイナスの言葉(以下、マイナス思考)が強い方は今日からでも遅くないので、プラス思考に意識的に導いて下さい。
マイナス思考というのはそれだけで、
成功を妨げる自己暗示に
なっている可能性があるからです
マイナス思考からプラス思考へ
自己暗示とは文字通り、
自分に暗示をかける事であり、説明でも述べた通り思考、感覚、行動をコントロールして導く為のものです。
- 成功した
- できる
- 無敵だ
上記のようなプラス思考を自分に何度も刷り込ませることにより成功へと導く事が今回のテーマです。
ここに、
- 失敗する
- できない
- 無能だ
マイナス思考が刷り込まれると無意識にマイナスな方向に導いてしまうのです。
僕の経験談→パチスロ依存症
僕は過去、週に何度もパチンコ屋に通うパチスロ依存症者でした。
- 毎週仕事が終わってから打ちに行く
- 一回に投入する金額は10万の時もある
- 休みの日は朝から晩まで打ちっぱなし
- 勝っても次の軍資金に消える
忙しい時期でも時間を作って通っていたので相当依存していたと感じています。
大学生の時にパチスロを覚え、失恋やストレスなど様々な出来事が重なりいつの間にか、
パチスロを打っている時が
1番シアワセな時間になっていました
- 人間関係もない
- 仕事のストレスもない
- ただパチスロ台に向かって考えてるだけ
- 周りがうるさいから雑念が無く集中できる
今年でやめてから8年経過しましたが、今思い出してもパチスロをしていた瞬間が蘇ります。
気を許すとパチスロ側に引き戻されてしまいます。
そしてシアワセな時間も束の間。
パチスロを打った後は、
- 今日もスッてしまった
- 周りは出しているのに自分は一切出なかった
- 行かなければよかった
- 負けた自分がダメなんだ
- 仕事もできないしスロでも勝てない
- こんなにダメな人間なんだ
- 俺なんて死んでしまえばいいのに
後悔の念と共にネガティブ思考の自己暗示を無意識にかけていました。
この無意識なマイナス思考の自己暗示によって、
自己肯定感を失い
→逃げるようにパチンコ屋に行く
→ネガティブ思考の自己暗示
→自己肯定感を失う
といった負の無限ループに突入してしまったのです。
今の妻と出会って
妻と付き合っていた時も、僕はパチスロをやめれないでいました。
別にやめなくてもいいよ、私も行くことあるし。
優しく言葉をかけてくれましたが、僕は甘えることはありませんでした。
なぜなら、妻と僕とではパチスロに対する向き合い方が全然違っていたからです。
- 妻の場合
- ・誰かと一緒じゃないと行かない
・しばらく打たなくても全然平気
・金額と時間を決めて打つことができる - 僕の場合
- ・1人でも打ちに行く
・週に1回は打たないと心がざわつく
・ストレス感じると打ちたくなる
・時間と金額を決められずなくなるまで打つ
・祖父、祖母からお金を無心していた
当時は結婚も考えていた時期なので、
真剣にパチスロをやめようと模索していた時期でした。
結果的にその時記録していた収支表が今回やめる決意を固めてくれました。
マイナス50万
稲刈りがまだ始まる前の9月7日。
僕は大型免許の試験後に時間があるからと、帰りにパチスロを打ちました。
結果はもちろん勝てるわけもなく、確か5万円近く負けました。
この負けた金額もスマホアプリの収支表に入力したんです。
そしてふと、今年のトータル収支を確認してみると。
−502,000円
とハッキリ書かれていたんです。
繰り返し言いますが、収支を確認したのは9月です。
まだ年末も程遠い時期なのに、今年のトータル収支に書かれた金額は、
−502,000円
でした。
僕はこの金額を見て恐ろしくなり、
- 将来のために
- 妻のために
- 何より自分のために
本気になってパチスロをやめる決意を固めました。
やったこと→仕事と読書と自己暗示
パチスロをやめるにあたってしたことは次の3点。
- ひたすら仕事する
- 依存症に関する本を買って読む
- 「絶対にパチンコ屋に行かない」という言葉を何度も何度も繰り返して言う
そして第一段階の目標は、
1ヶ月間パチンコ屋に行かないこと
と設定しました。
稲刈りを利用しました
仕事はちょうど稲刈りが始まるタイミングだったので、
稲刈りを真剣に必死になって行いました。
パチンコ屋に行けなくなるくらいヘトヘトになるまで仕事をしました。
この章、簡単な説明だけになってしまいましたね
青い本と黒い本
読書は、Amazonでひたすらギャンブル依存症関連の書籍をひたすら探して購入。
その中で僕の支えになった2冊の本がこちら。
どちらも同じ山下實さんが執筆した本で、今でも僕の本棚にお守りとして置いてあります。
この2冊の本を暇があれば読みました。
- パチンコの真実
- 店にかかる運営費用
- パチンコによって失うもの
が細かく書かれていたので脱パチンコをしたい方にもオススメの2冊となっております。
この本のおかげでパチスロに対する考え方が変わり、辞めることをアシストしてくれました。
繰り返す言葉は「絶対に行かない」
お待たせしました!ここからが自己暗示の章になります。
- 忙しくても行きたくなる
- 禁パチ本が近くにない
上記のようなピンチな状態になった時はすぐに、
パチンコ屋には絶対行かない
この言葉を何度も呟きました。
イメージは碇シンジ君の、
「逃げちゃダメだ」
ですね。
パチンコ屋には行かない、パチンコ屋には行かない、パチンコ屋には行かない、パチンコ屋には行かない、パチンコ屋には行かない、パチンコ屋には絶対に行かない!
側から見ると、パチンコ屋に行かないって呟くヤバいヤツにしか見えませんね。
ですが当時は見た目とか周りとか気にする程余裕がなくて割と公共の場でも呟いていました。
もちろん声は小さくですよ。
心の中で念じることもしてましたが、少しでも言葉にした方が効果があると感じたので呟きました。
パチンコ屋に行くことが、週3〜4日と習慣化していたので、
禁パチを成功させるにはかなり強力な習慣が必要だと考えたのです。
そこで一番重きを置いたのは毎日必ず自己暗示を実行する事でした。
何度も繰り返し行かないと宣言する事で、体の中に「パチンコ屋に行かない自分」のイメージを植え付けていったのです。
1ヶ月→3ヶ月→1年→現在
最初の1ヶ月は、仕事の忙しさも手伝ってかほとんど苦にならずに過ごすことができました。
ですが、1ヶ月まであと5日頃急にパチスロしたい欲でいっぱいになったんです。
稲刈りが落ち着いて暇ができたのも原因かと
でもここで負けたら全てがオジャンになってしまいます
僕は負けずに、
- 自己暗示
- 青い本と黒い本の読書
- バイト
を繰り返し、
無事1ヶ月を突破する事ができました。
成人してから1ヶ月禁パチはなかったので達成したときは本当に嬉しかったです
そこから1日ずつ、パチンコ屋に行かないことを積み重ねていき、
- 3ヶ月
- 6ヶ月
- 10ヶ月
- 11ヶ月…
月日は流れ遂に9月6日、
1年突破しました
突破した自分に驚き、達成した事が信じられなかったです。
鏡の前に立っているのは、もうパチスロ漬けで苦しんでいる僕ではありませんでした。
0→1にした瞬間です!
そこから先はコツもわかり、
パチンコ屋に行かないようにコントロールすることも可能になりました。
途中パチンコを打つ夢を見て、
現実と夢がごちゃごちゃになるという恐ろしい事が頻発しましたが、
年数も重ねていき、
遂に今年、パチスロにハマっていた期間と同じ7年半を突破することに成功。
そして今年の9月には8年突破し、やめてから10年まであと2年と迫っています。
まとめ→自己暗示には自分を変えられる力がある
まとめです。
自己暗示には自分を変えられる力があります。
ただし使い方を間違えると自信を失ってしまう負の自己暗示になってしまうので注意が必要
自己暗示をかける際は
- ボジティブ思考の言葉を使い暗示をかけることが大事
になってきます。
ポジティブ思考の暗示は自身を奮い立たせ、
ネガティブ思考の暗示は自己肯定感を失いやすくなります。
自分を否定している人は注意してください
無意識にネガティブ思考の自己暗示をかけていることになります
パチスロをやめることができたのは、
いくつかの要因の他に、
自己暗示で「行かない」と何度も暗示をかけたから。
絶対に行かないと何度も呟いたことにより言葉が現実になりました
繰り返し行うことで
パチスロに行かないイメージを植え付けてください。
僕はこの自己暗示のおかげでパチスロから足を洗い
今年で8年突破しました
胡散臭いかもしれない、でもやってみる価値はある
上記の説明を読んでも、
胡散臭いなぁ
と感じた方は少なくないと思います。
確かにメンタルだの自己暗示だのマインドだの言われてもピンとこないし、
実態がないので胡散臭さは残ると僕も感じています。
ですが当時は藁をも掴む思いだったので、
やれることは何でもかんでもやってしまおう
と全てを取り入れようと行動したのが功を奏したと考えています。
実際、自己暗示を取り入れて成功しているので、
「やればできる!」とティモンディ高岸さん並みのテンションと大声で伝えたいのも事実です。
そして応用が効く
今回はパチスロをやめることにフォーカスしましたが、
- 部活の大会で勝ちたい
- 副業で月○万円稼ぎたい
- 欲しいものがある
といろんなことに応用することが可能なのです。
暗示をして行動すれば自ずと暗示した方向へ状況が変化していくはずです
何かをしている時に行き詰まった時や八方塞がりになった時は、
藁をも掴む思いで実行してみてはいかがでしょうか。
参考になれば嬉しいです。
ではまたー。
マイナス思考を取り除き、プラス思考メインの考え方にしていきましょう