こんにちは、睦月です
2024年新NISAがスタート
投資界隈の中では年初一括投資か積み立て投資かで議論されている一方
この機会に投資にチャレンジしてみようと試みる投資初心者の方も多いと感じます
そんな中今回は
株式投資をして僕が感じたことを紹介していきます
感じたことアレコレ
箇条書きです
- 株式投資はハイリスク
- 世の中のことに敏感になる
- 集中投資でスピードアップ、しかし分散投資の方が比較的安全
- 投資初心者はまずオルカンから
- 自分や周りが利用しているものを調べろ
- 積み立て投資を過信しない
- 全世界株式への投資で考えることはただひとつ
- インデックス投資の盲点
- 個別株も高配当株も難しい
結局の結論は最後に書きました
それでは行きます
①株式投資はハイリスク
少額だとあまり感じないけど、金額が積み上がると1円はマジで重たくなる
だから株式投資はハイリスクだと言い切れる
「まとまった資金で株を買うー」って考えている人は少額からの運用で動きに慣れてから
なぜなら株価の動きに慣れないと株価に翻弄されて大損してしまうから
100円の株を100万円分の1万株買うと
1円変動するだけで1万円も動くことに
暴落して半額の50円になったら、アナタの資産も50万円まで減ってしまう
株式によっては1日に±100円動くこともザラにあるので、金額を投入すればするほどかなりのリスクを背負うことに
なので、株式投資はハイリスクなのです
②世の中のことに敏感になる
倒産すると株式が紙切れになってしまうので、会社の動向は非常に気になるもの
なのでニュースやSNSの経済情報をよく読むようになる
会社の不祥事から信頼低下につながり、株式にまで反映されると怖いから
損を未然に防ぐために情報収集力が格段に上がる
また個別株を買うときは、その会社が本当に大丈夫なのか徹底的に調べるようになる
思い切って買ったはいいものの、『財務状況がよくなくて倒産寸前』とか本当に笑えないから
これこら買おうとする企業の評価をSNSで調べたり、YouTube見たりとわからないなりに分析するようにはなる
こうなると世の中の出来事に敏感に反応してしまう
『〇〇がブーム』とか『××で不祥事が…』とかの情報(特にネガティブな情報)に反応して売買を検討するので
自然と社会の出来事に興味を持つことができるので個人的にはいいと考えてる
③集中投資は一発屋、分散投資は安全策
突然ですが質問
ルーレットの賭け方であなたはどっち派
- 0に全財産賭ける
- 0〜36全て均等に賭ける
①は0にボールが入れば莫大な金額を手に入れることができる反面、失う確率も97%以上とかなり高い
②は全てに均等に賭けているのでハズレはしないものの、賭けてる金額が少ないので戻りも少なめ
これはどちらが良いとか悪いとかではなく、集中投資と分散投資を例えたつもり
分散投資の方が比較的安全なのでほとんどのインフルエンサーやエコノミストは分散投資をオススメしてくる
だけど、これから上がる株式がわかるなら1社に集中投資した方が資産は大きく伸びる
結局、大きく稼ぎたいなら集中投資で、安全に行きたいなら分散投資ということ
④投資初心者はまずオルカンから
投資が初めてで右も左もわからないのであれば、投資信託から始めよう
その中でも「オルカン」と呼ばれている全世界の株式に投資できるとされる投資信託を選ぼう
商品名をあげるなら『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』だ
オルカンとはオールカントリーから来ている
オススメする理由は2つ
- リスク分散になるから
- 手数料が安いから
①については全世界の株式に投資するのでそれだけでもかなりのリスク分散になる
中にはインドなどの新興国もあるので、割合は少ないものの他の国の成長も拾うことができる
②については投資信託についてまわる手数料の話なのだが、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は手数料がメチャクチャ安い
2024年1月17日時点で信託報酬0.05775%(税込)だ
他の投資信託だと平気で2〜3%取るものもあるので激安といってもいい
同投資信託は手数料の業界最安値を目指しており、手数料の最安値が更新されたら追随していくスタイルをとっている
なので保有しているだけで業界最安値の手数料で資産運用できるから乗り換える必要もない
上記の理由からeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をオススメする
⑤自分や周りが利用しているものを調べろ
何に投資したらいいかわからないときは、普段利用しているものやサービスを調べるのもアリ
iPhoneを使っているならAppleだとか、車はトヨタ車に乗っているとか、セブンイレブンにお客さんがたくさんいるだとか様々
利用しているということは、その会社の売り上げに貢献しているということ
なので、株価上昇も期待できるし、少なくとも倒産する確率は低い考える
iPhoneを使っていたならAppleを買ってみるとか、PS5を手に入れたならソニーを買ってみるとか、花王の洗剤が多かったら花王を買ってみるとか
どんな株式を買うか悩んでいるのであれば、そうした身近なものやサービスを提供している会社を買ってみるのもアリかと
⑥積み立て投資を過信しない
そもそも投資信託は元本保証ではない
新NISAの話題で投資したら資産が増えるとか、積み立て預金みたいな感覚で話題に上がっているけれど、普通に損することだってあるよ
選んだ投資信託がダメ商品だったり、リーマンショックみたいな大きな経済ショックが起こると受けるダメージは大きくなる
しかもNISAは損益通算ができない
(投資による損と益を合わせて払う税金を少なくできる制度)
なのでNISA口座で損を出した場合の救済措置はない
投資も預金もお金を置いておく手段のひとつであって、正解ではない
「日本は投資する人が少ないから、預金の3分の1くらいは投資してもいいんじゃない?」的なニュアンスで聞く方がちょうどいい
⑦全世界株式への投資で考えることはただひとつ
世界が成長するかしないか、だ
これからも世界が発展し、成長すると信じるのであれば投資すればいいし、どんどん悪くなっていくと信じれば投資をやめればいい
ひとつの会社がこれからよくなるかどうかを考えるよりも明確に答えを出せるのではないか
⑧インデックス投資の盲点
以下の2つ
- 出口戦略がわからない
- つまらない
①のように投資したのはいいものの、最後はどうすればいいのかと疑問に思うはず
インデックス投資は雪だるま式に元本を大きくしていく投資のため、出口戦略は基本取り崩しとなる
大きくなった雪だるまを削ってかき氷して食べていくイメージ
なので最初は雪だるまを大きくしていき、充分に大きくなったら少しづつ削って使おうということ
使っている間も雪だるまは成長しているから、削る割合を一定のルールに従えば、削っても減ることはなくむしろ増えることもある
これが俗にいう4%ルールというもの
そして単純で手間がかからないので②のようにつまらないと感じる
お金系のインフルエンサーは「投資に時間を取られないからその分本業や副業に集中できる」とよく言うが、投資を趣味にしたい人からすれば少し物足りないと感じるはず
その辺りから個別株や高配当株に挑戦してみようとしがちになる
僕もその中の1人だけどね
⑨個別株も高配当株も難しい
これから伸びそうな株式を買って爆益を狙うとか
配当金が高そうな銘柄を割安で買って安定した配当を得るとか
メチャクチャ妄想するんだけど、いざやってみるとまぁ難しい
そもそもこれから伸びる株式なんてわからないし、高配当株の割安ラインなんて何度調べても自信がない
投資に時間を割くことができない人はインデックス投資1本の方がいいけど、世の中の同行を把握したり自分で考えたりとコツを掴めば本当に面白いからチャレンジしてみるのはアリだと考える
で、結局どうなの
経験したことをアレコレ書いてみたけれど
結局投資はした方がいい
もちろん、自分のリスク許容度に合わせてすることが大事
今まで預金にまわしていたお金の一部を投資するというのは大事かなと
お金が社会をまわり活躍してくれる
その対価として報酬を受け取れるというようなイメージかな、もちろん失敗して資産を減らすこともあるけども
だけど
「有り金全部このA社の株式にぶっ込んだ!」
みたいな投資はもはやギャンブルなのでやめた方がいい
その会社が伸びるって根拠があるならいいんだけど、根拠もなしに買うのであればかなり危険な賭けになるかと
薬も飲みすぎると毒になるように
投資も許容範囲でおこなうのが
いいんじゃないかな
それでいて、趣味の範囲で楽しめるなら更に良し
って感じかな
ではまたー
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