前回まで、
BINGO!! vs KILL°°BE
1
BINGO!!
- レベル61
- 体力100
- 得意武器は素手
- 格闘タイプ
KILL°°BE
- レベル131
- 体力170
- 得意武器は不明
- ハネツキ
レベルだけで比べても、KILL°°BEの方が圧倒的に強いのがわかる。
カエルがヘビに戦いを挑むようなものだ。
2
PVがスタートしたが、KILL°°BEとBINGO!!は一歩も動かず睨み合っている。
対戦相手の様子を伺っているのか、ずっと睨み合っていた。
- KILL°°BE
- お前ト戦うのは久しブりだな
KILL°°BEが突然話しかけてきた。
- BINGO!!
- 久しぶりだと!?ふざけるな!!
BINGO!!の言葉がウィンドウに表示されたと同時に、KILL°°BEが間合いを詰めて攻撃を仕掛けてきた。
KILL°°BEが放った右ストレートをBINGO!!はガードできずに直撃。
BINGO!!は後方へ飛ばされてしまった。
- BINGO!!
- 不意打ちなんて卑怯だぞ!
BINGO!!は立ち上がり、KILL°°BEに怒鳴った。
- KILL°°BE
- 卑怯でハなイ
対応デきナいオ前が悪いww
悪びれる様子もなく、むしろ堂々としている。
- KILL°°BE
- そんナことよりモ、お前ノ方が卑怯でハないノか?
BINGO!!に問いかけたと同時に、KILL°°BEは槍を装備した。
3
- BINGO!!
- 卑怯だと!?
俺のどこが卑怯なんだ!
BINGO!!の怒号がウィンドウに表示される。
文章からでもわかるほどに激昂しているBINGO!!に対して、KILL°°BEは常に冷静だった。
いや、KILL°°BEの文からはどんな感情なのか読み取れないといった方が正しいのか。
- KILL°°BE
- 探っていルんだロ?
俺の戦イ方ヲww - BINGO!!
- なっ!!
- KILL°°BE
- 隙
BINGO!!が怯んだ隙を狙い、槍で連続突きを仕掛けた。
しかし、BINGO!!はその場回避を駆使し、連続突きを全て避けた。
反撃で右ストレートを放つが、ガードされてしまう。
- KILL°°BE
- やるナ
- BINGO!!
- 貴様に褒められる筋合いはない!
KILL°°BEにチャットを打たせる隙を与えない。
連続パンチにキック。
無我夢中で攻撃を仕掛けた。
だがKILL°°BEもガードやその場回避を駆使してBINGO!!の攻撃を華麗に捌いている。
残り体力も162と減りは少ない。
- KILL°°BE
- まぁこレくらい朝飯前だヨな
これで3度目だかラww - BINGO!!
- 何を根拠に言っている!
- KILL°°BE
- お前は俺ニ消されるタびに『!』を増やしている
魔法使いの『BINGO』
カウボーイの『BINGO!』
そして格闘家の『BINGO!!』
全て同一人物だロww - BINGO!!
- その通りさ!全てはお前を倒すためだ!
BINGO!!は怒りで冷静さを失っているようにも見える。
対照的にKILL°°BEは冷静で、BINGO!!を操っているようにも見える。
- KILL°°BE
- こんなに激アツでどうスるのw
相当俺のコとを恨んでいるんだね
なぁ?元『DOLPHIN』君ww
続く。