今年の米は期待できるのか

こんにちは、睦月です。

田んぼの見回りをしてて思ったのですが、

色がついてきましたね。

黄金色した稲穂が全体的を覆って収穫できるよとアピールしているみたいです。

ただ一言いわせてぐたさい、

早いよ!!

収穫予定日が8月?!

稲の収穫時期は、天候状態によって前後しますが、

平年では成苗ポット苗で9月11日頃に成熟期を迎えます。

つまり11日頃には収穫できることになります。

僕の住んでいる地域では15日に神社のお祭りがあるので、

お祭り前に収穫開始
平年よりも早い
お祭り頃に収穫開始
平年通り
お祭り後に収穫開始
平年よりも遅い

お祭りの日にちである15日を基準にして、今年度の収穫が早いか遅いかを判断します。

ですが、先月配布された資料によると、

今年度収穫開始日の予想は、

農業改良普及センターより抜粋

7月20日の出穂で、なんと9月1日〜3日頃です

僕らが基準としている日よりも2週間近く早い計算になります。

さらに…

この表を見て気づいた方もいるかもしれませんが、出穂期の表記が7月20日からになっているんです。

つまり、20日以前の成熟期予測は書いていないのです。

僕の田んぼでは7月17日に出穂を確認しました。

ということは、表に書いてある9月1日より前の、

8月30日頃に成熟期を迎える予測になります。

僕が実家で家業を行ってきて10年以上は経過しましたが、

8月中の稲刈りは今までで1度もありません。

今年度はとても慌ただしい稲刈りになりそうです。

収量は期待できそう

今年の稲の様子を見ている限り、

茎数が確保されている
6月の天気で分けつが促進され、茎数が多く見られます。
冷害危険期の気温低下がほぼない
危険期の低温がほぼなく、花粉生成に与える影響は少ないと感じます。
いもち病の心配もほぼなし
夜の気温がそこまで上がらなかったのと、湿度がそこまで高くなかったのでいもち病に羅漢した個体は今のところありません。

上記の条件により、今年は収量増が見込めるのではないかと感じます。

懸念点があるとすれば以下の通り。

虫による着色米による品質の低下
今年は虫の発生が多い予想だったので、米の乳液を吸うことでできる着色米が多くならないか心配。
高温障害による乳白米の発生
高温が続くとお米は透き通った色ではなく、真っ白く濁ったような乳白米が発生します。今年は日中の高温により発生が多くなる可能性があるので心配。

どちらも、品質に関わることなので少し心配ではあります。

あとは稲刈り時、天候に恵まれる事を祈るばかりです。

雨が降ると作業場できないですからね。

ではまたー。

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ムツキ
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いつでもそこにいるブロガーを目指してる30代農家。 何でもアリの雑記ブログやケータイ小説などを書いてます。